食えない現実召し上がれ

味気ない日々にお砂糖とスパイスと素敵な何かを

赤い線を引いた

リストカットがやめられない。

高校3年生の間と大学卒業前後から社会人になって数年間は、完全にやめられていた。
のに、 またここ数日で再発してしまった。

きっかけは些細なことの積み重なりだと思う。

母と再婚相手や祖父母にまつわる家族の問題。

今働いている職場でのストレスと、来年3月以降どう働こうかという仕事の問題。 それに関連して貯金や資産運用、確定申告とかのお金の問題。

あとは、彼氏に甘えたいし頼りたいけれど、いつも仕事が忙しそうで全然会えなくてさみしいとか、そういう恋愛関係の問題。

このほかにも色々細かいことが重なりあって、すごくしんどくなってしまった。
誰かに助けてほしいけれど、どう助けてほしいかも自分でわからなくてうまく助けを求められない。

みんな忙しそうだし、 こんなのいつものことだから。
そのたびに助けを求めていたら相手も疲れて愛想を尽かされてしまうだろう。

だから、 そのはけ口がリストカットだった。

ツイッターとかで上げられている画像のようにザックリと深く切ったことはなくて、せいぜい傷口から血がぼつぼつと出る程度。

今は長袖の季節だから傷を隠しやすいのもあって、なかなかやめられないんだと思う。

そうはいっても動くと袖口がズレて傷が見えてしまうこともあるから、ドラッグストアで 買った手首サポーターをずっとつけている。
なんとなく温かいし守ってもらえている感じがして、安心する。

多分、幼いころに母親に手当てしてもらった記憶が思い出されるからかもしれない。
誰か私の心も手当てして……。